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【2026年最新】Power Automate Desktop(PAD)仕様書作成AI活用TIPSと「構造化解析」

2026.02.0110 min read

2026年現在、Power Automate Desktop(PAD)の仕様書作成は、「フローのスクリーンショットを撮って説明を添える」という苦行ってから、
「フローの構造をAIに読み込ませて自動生成させる」スマートな手法へと完全にシフトしています。

1標準機能「Copilotに説明を作成させる」で概要を自動化

2025年後半のアップデートにより、PADのコンソールおよびポータルサイト上でフローの概要を自動生成できるようになりました。

TIPS:

フローのプロパティ画面にある「Let Copilot create description」ボタンをクリックします。

最新:

単なる要約だけでなく、フロー内で使用されている「主なアクション」「使用変数」「外部アプリケーション名(Excel, Chrome等)」を箇条書きで抽出してくれるため、仕様書の「はじめに」にそのまま転用可能です。

2アクションの「テキストコピー」をAIに解析させる(詳細設計)

PADの最大の特徴は、アクションを選択して Ctrl + C を押すと、その中身がRobinスクリプト(テキスト)としてコピーできる点です。

  1. コピー: PADエディタで全アクションを選択し、コピーします。
  2. AI指示: 「以下のPADアクションを解析し、入出力変数、条件分岐のロジック、例外処理の設定内容を詳細な仕様書形式でまとめて」と依頼します。
  3. 結果: 2026年のAIモデルは、PAD独自のスクリプト形式を完全に理解しているため、変数名から役割を推論し、正確なロジック説明を生成します。

3「UI要素(セレクター)」の意味を言語化させる

PADの仕様書で最も難解なのが「どのボタンをクリックしているか」の定義です。

  • 最新手法: セレクターの構成(HTMLタグやIDなど)をAIに渡し、「このセレクターが操作している画面要素を、業務的な名称で推測して命名して」と指示します。
  • メリット: div > span:nth-child(2) のような記述を、「請求書一覧画面の『承認』ボタン」といった読みやすい言葉に変換できます。

4Mermaid.js で「処理フロー図」を自動生成

クラウドフローと同様、PADのロジックもテキストベースでMermaid記法のフローチャートに変換するのが2026年の標準です。

「コピーしたPADのアクションから、エラーハンドリングを含めた全体の処理フローをMermaid.js形式で図解してください。特にループ処理と条件分岐を明確にしてください。」

修正不可能な「画像としてのフロー図」ではなく、後からAIで修正・更新可能な「コードとしての図解」を仕様書に埋め込めます。

5M365 Copilot Word連携で「外部設計書」を完成させる

最後は、WordのCopilot(エージェントモード)を使って、バラバラの情報を一つの文書に統合します。

  1. Wordで社内指定の「システム仕様書テンプレート」を開きます。
  2. Copilotに「上記で生成した処理概要、変数一覧、Mermaidのフロー図を、このテンプレートの各章に適切に配置して清書して」と指示します。
  3. Work IQにより、文脈も自動で補完され、数分でドラフトが完成します。
HOWEVER

それでも、「手動」と「AI」には限界がある

AI生成における3つの落とし穴

上記の手法は非常に強力ですが、以下の問題は解決されません。

  • 1. UI要素の誤認

    セレクター情報だけでは、画面上の正確な位置関係や、動的に変化する要素(Dynamic Selector)の意図までは読み取れません。

  • 2. コピーの手間

    何十もあるフローを開いて、全選択して、コピーして、AIに貼り付ける。この手作業自体が属人化の温床となります。

  • 3. 継続性の欠如

    フロー修正のたびにドキュメントを再生成するのはコストがかかり、形骸化します。

答えは「構造化解析」による完全自動化

Operational Openerのアプローチは、PADのフロー定義ファイルやRobinスクリプトを直接解析し、構造化データとしてデータベース化します。
Power Automate Desktop (PAD) にも完全対応可能です。

Accuracy (100%の精度)

PAD独自のUIセレクター情報や、例外処理(On Error)ブロックも正確に抽出。見落としがありません。

Consistency (継続性)

端末内のフローファイルを定期スキャンし、変更があれば自動でドキュメントを更新します。

デスクトップフローも、「資産」に変える。

Power Automate Desktop (PAD) も対応可能。
クラウドフローと同様に、ブラックボックス化したPADフローの解析・仕様書化を自動化します。

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